麻生 真美子Mamiko ASO
はじめまして、麻生 真美子(あそう まみこ)と申します。
バレエを習い始めて、今年で23年になります。
中学生の時、美術の授業で「身近な風景をカメラで撮影し、アルバムを作る」というものがありました。
使い捨てカメラを使って、自分の好きな風景を写真に収めていく過程が楽しく、これが撮影の楽しさを知った初めての経験でした。
写真が好きになった私は、コンパクトデジタルカメラを経て、2013年にデジタル一眼レフカメラを購入。
猫、桜、あじさい、青空、夕焼け、夜景、飛行機、クリスマスのイルミネーション……
様々な被写体に目を奪われては、その美しさを少しでも残そうと写真を撮り続けました。
桜の花びらが輝く瞬間、夕日が沈んだあとの一瞬のマジックアワー、雨粒に濡れる町並み……
この、「美しいと感じた瞬間をずっと残したい」という気持ちが、カメラを続ける原動力になっています。
バレエを始めたきっかけは、大学生になって始めたジャズダンスでした。
当時、テレビ東京でやっていたダンス番組が好きで、初心者だけどやってみよう!と近所のダンススクールに通い始めたのが最初でした。
踊ることの楽しさを知った私は、「もっと上手になりたい!」と、当時の先生の助言からジャズダンスの基本であるクラシックバレエも始めることに。
一番ポジションから始まり、ポールドブラ、トゥール、そしてフェッテへ……
正しい手、足、頭の位置や、背中の使い方、美しく見える角度。
バレエの魅力に虜になった私は、社会人になってからも、欠かさずレッスンに通い続けています。
2014年には憧れのイギリス・ロンドンへ旅行に行き、ロイヤルバレエを観劇。
ただ、その時ロイヤルバレエは日本へツアー中で、マリインスキーバレエの「白鳥の湖」を観てきました。
また、せっかくロンドンに来たのだから!と地元のダンス教室でバレエレッスンを受けたり……
この頃から、自身の所属する教室の発表会のプログラム顔写真撮影や、発表会本番の袖からの風景、
地元のショッピンモールで開催されるイベントに参加した時などを撮り始めるようになりました。
ご縁があり、2022年、発表会の写真撮影を行う会社へ転職します。
ここでクラシックバレエの公演の撮影方法、カメラの設定、ポーズ写真撮影、コンクール撮影等、大先輩のカメラマンの皆さんから、写真の技術を惜しみなく教えていただきました。
九州地一円から中国地方、近畿地方まで発表会やコンクールの撮影に従事させていただきました。
撮影をさせていただいた、たくさんのバレエ教室の先生、生徒さんには本当に感謝申し上げます!
これまでは写真を撮られる方だった私が、撮る方になって初めて見えた景色がありました。
袖から見守る先生、受付や客席の準備をし、時にはリノリウムも貼ってサポートする保護者の皆様。
メイクをお手伝いに来てくれた他教室の先生たちやOGの生徒さん。
朝早くから背景やセット、照明、音響を準備する舞台さんたち。
そうやってたくさんの方の協力で出来上がる発表会で、キラキラと踊る生徒さんたち。
まだ始めて間もない小さい方から、初めてパ・ド・ドゥに挑戦する方、ポワントで踊る大人バレリーナ。
踊るみなさんが花が開く瞬間を、逃さず写真に収める。
カメラを始めた時の「美しいと感じた瞬間をずっと残したい」という原動力が、バレエ撮影には詰まっています。
ヴァリエーションの振付、正しい手と脚のポジション、ジャンプの頂点。
全幕物のストーリー、逃してはいけない大事なシーン。
これまでは出演するために覚えてきた振付やストーリーを、最大限にフル活用しながらの撮影。
もちろん、教室さんによって演出も振付も異なるため、リハーサルやゲネプロから注意して撮影に臨みます。
たくさんの教室の先生、生徒さんたち、素敵な作品に出会わせていただきました。
そして、一つひとつの教室、一人ひとりの先生と丁寧に向き合い、
バレエを20年以上やってきて得た知識を、バレエ大好きな方たちのために活かせる舞台カメラマンという仕事を極めたい!
と独立を決意しました。
バレエは奥が深すぎるぐらい深いので、これからも勉強が必要です。
また、かつては自分が撮られる方だったからこそ分かる、本番当日までの練習の日々、大事な舞台で踊る緊張感や楽しさ。
先生が考えた大事な振付、群舞、演出。
それらをあますことなく撮影し、皆様に喜んでいただく写真をお届けできれば、それが一番の喜びです。
どうぞよろしくお願いいたします。

